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建築中の神明社です。

化粧垂木が取り付いた上に茅負1段目が取り付けられた所です。

化粧垂木は無節で揃えきれいに仕上げるだけでなく、深い軒先を支持している一つでもあり、重要な役割を果たしています。

下から見える化粧垂木の上に、屋根荷重を支える見えない小屋組がつくられ

屋根に厚みが生まれてきます。

軒裏に化粧野地板のピーラ材が貼られると、雰囲気が出始めました。
直接目に触れる部材となりますので、年月を重ねるにつれだんだんと深みのある色になります。
木の変化を見るのも楽しみの一つですよ。

軒の出は4尺としておりますが、軒を深くすることで雨風を防ぐことと強い夏の日差しを遮ることができます。

深い軒先は、装飾的な部分に見えがちですが、昔から機能面でも大切な役割があるのですね。

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